3687446 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

06新宿シティハーフマラソン

今日はNBブースでの販売があると言うことで、出走予定のアート鈴木もブース設営の為、国立競技場に6時45分でした。自宅を出発したのは5時30分。ガソリンを入れたりしたものの6時30分前に到着。朝ご飯を食べていなかったので、近くのコンビニで買って車の中で食べました。

スタートは9時15分。ブースの設営も早々に終わって、8時前には自由の身になりました!

千駄ヶ谷で待ち合わせの兎虎BBQはノム・ほっすぃ~そしてHANAでした。会場入口でストレッチをしながら待っていました。それから受付を済ませチームへろへろと合流!

着替えながら日射しのあるスタンドでかなり暖かく感じていました。X-FITのロングスリーブシャツは今回は止めて、NBのジップシャツ1枚でトライしました!もちろん試合のタイツはCW-Xプロモデルロング!さいたまスタジアムでCW-Xのハーフで走り、後半かなりふくらはぎにきたので今回はしっかりサポートでロングを選びました。

スタートは競技場トラック内。かなりの参加者が多いので比較的前の方を選んで並びました。いよいよレースのスタートです!!

スタートラインまでは26秒。トラック1周近くしてからマラソンゲートから外に出ます。外周に出ても道路は1車線規制のためかなり狭くなっていて、前に出ることは難しい状況です。外苑に出るまでは我慢です。

キロ表示は5キロごと。なかなかペースを掴めないものの無理はしないペースで進みます。イチョウ並木の折り返しではたくさんのランナーとすれ違います。たくさんの仲間やお客さんに会えるのもこの付近です。

先を走るのはアンドゥ里美さん!その後にはあの瀬古監督も走っています。お~速いなあ~!

1周目の途中で楽天八百さんの仲間のトシさんを発見!アート鈴木と同じバンダナを使って頂いているので、後ろ姿では『あっ、お客さんだな』と思っていました。先々週のフロストバイトで95分で自己ベストを更新していると言うので、付いて行きたいなあと思っていました。

四谷3丁目の駅周辺を回ってきて、国立競技場近くが5キロ地点。周回を重ねるごとにこの辺りが10キロ・15キロ付近になります。

5キロの通過は23:33と当初の予定4分45秒イーブンにだいたい近い・・・と思っていたらスタートの号砲からのタイムだった。ってことは約30秒引くと・・・23分!!速い!一瞬にして頭の中で計算中・・・『え~と予定よりも45秒速いってことは1キロで9秒速いから・・・4分35秒くらいか!う~ん、これを維持しよう!』明らかに速かった。でもカラダに無理はない。

2周目に入っても途中にHANAの姿はない・・・ピヨちゃん授乳中かな?しばらく行ったら会えるかな?今はとにかく集中だ!神宮外苑に戻ってくるとなんだか感覚が変だ???

カラダがフワフワして前に進んでいる感じがない。もがいているようだが、苦しくはない。それに並走するトシさんからも遅れることはない。なんだろう・・・危険信号か!?いつになく速いから?しばらくこの感覚が続いた。イチョウ並木に入る手前でアンドゥ里美さんに追い付いた。ありゃ?飛ばし過ぎ?無理しないでくださいね。折り返しでは瀬古監督との差が詰まってきている。すれ違うランナーと声を掛けあう間にカラダの感覚はいつも通りに戻っていた。

大きく回る外周ではビルの日陰が寒く感じる。とくに半袖だけにしたので、腕周りが冷たい。たまに擦りながら暖める。

10キロの通過は45:31(21:58)ゲッゲッ!!1分も上がったの??これはなんとも・・・正直持たないだろう・・・。でも心拍数は165前後で安定している。下り坂を利用しては160まで落として楽な状態も作れている。残りは外周を大きく1周と競技場内を走るコースを2周だ。3周もあるんだ・・・長いなあ・・・。

10キロを過ぎると仲間の門脇さんとKENさんが応援してくれている!『前に瀬古監督がいるよ!抜いちゃえ~!』そんな無理言わないで~!でもほんの数メートル前に『瀬古利彦』と入ったナンバーカードが見え隠れする。

2周を終えやっとHANAの応援が耳に入ってきた!そして瀬古監督の背中も!

小さい時に憧れて角刈りにしたりした小学生の頃?あの瀬古監督が前を走る。ちょっと重そうな体つきとなってしまったが、ふくらはぎなどはしっかりとしている。たぶんイーブンペースで走っているんだろうな。付いて行けば100分は切れるはず!少し背中を見ながらイチョウ並木を折り返す。

絵画館前での給水で瀬古監督は歩きながらスポーツドリンクを補給。後から付いて行ったらぶつかりそうになってしまった!さすがに切り替えが早く、もとのペースに戻る。そして給水所からの直線道路で瀬古監督と肩を並べて走ってしまった!!ちょうど応援の方も多いところ。オフィシャルの写真撮影隊がいることを期待しながら、瀬古監督の方は一切向かずに並走する。

話しながら走るよりも『俺の走りを見てくれ!!』とアピールするかのように自分の足は瀬古監督よりも先に出ていた。それがまた気持ち良かった。世界の瀬古を置き去りに自分が走れるとは思わなかった(笑)と、瀬古監督を振り切り迎えた15キロ。1:07:32(22:00)とイーブンペースだ。単純に4分30秒イーブンと同じ計算。ってことはそれよりもこの10キロは速いのか!?これは瀬古効果か??

足の状態はどうだ?まだまだ行けそうだ!あとは小さい周回を2周。距離にして6キロ、この時あと6キロと言う認識はなかった。とにかくあと2周だった。直後にアンドゥ雅美さんが『ア~~~トの鈴木く~~~ん!!ガンバ~~~~~!』と大きな声で応援してくれた!これも力になった!!

とりあえずこの2周とも粘ってペースを維持できるとは考えられなかった。ここまでは良いレース展開。学生時代に走っていた感覚に近く感じた。しかし社会人になってからのハーフマラソンは数々の失速レース。15キロからの失速だ。過去を振り返ればまだ10月に開催されていた浦安ハーフマラソンでは15キロから30分掛かってしまうこともあった。ラストの6キロがトラウマになっていたのである。特に今回は前半のペースが速かった。悪い結果が頭をよぎる。

HANAの声援、お客さんの応援や前を走るトシさんの姿を追いかける形で、まずラスト1周までこぎつけた!競技場に向かって下る坂道ではブレーキもかけず駆け下りた。

まだ・・・まだなんとかそのままのペースで走っている。競技場に入ると女性が『20キロはどこですか?』としきりに係員に聞いている。あっこれは周回を間違えているな!もう1周と聞いてしまうと精神的に辛い。僕はその女性に負けるものかと、そして失速するものかと歯を食いしばった!

競技場から外に出ると急な下り坂が再び足を襲う!下りで飛ばした分は平坦が登りに感じてくる。段々と足が棒になってくる。蹴りだす足に力が加わらない。外苑に出るまで今度は200メートルくらいの登り坂だ!先程の女性はこの登りでペースが上がらず、追い付くことができた。

しかしその名門走友会のユニフォームを着ている女性は神宮外苑に戻ってくるとペースを上げた!実際には自分のペースが落ちているのだろう。イチョウ並木の折り返しで、すでに足は空回りの状態になっていた。必死に腕だけは振って、ピッチを早めた。前を走るトシさんの姿は見えなくなっていた。女性との差も30メートル開いた。

20キロの通過は1:30:38(23:06)トータルタイムしか気にしていなかった。1時間30分。残り1.0975キロなんとか6分は掛からないで済むか?ここからはもがいた!でもスピードは出ない。そしてHANAやKENさん門脇さんが応援する中を必死の形相で駆け抜けた!

競技場内に入ってきてもう惰性でしか走れないと感じていた時、へろへろ森山さんの『鈴木さんラスト~~!!』と腕を振り上げて応援してくれた姿があった。こちらも腕を上げて応え、それを見た時まだ出せる力があるかもしれないと思って、さらに腕を大きく振って足を回転させた。

残り400メートル!ここにオフィシャルらしきカメラマンが座っている!!なぜ今ここに!!もうどうでもいい、がむしゃらな俺の顔を撮ってくれ!と開き直った。どんな写真か楽しみ(笑)

ラストの100メートルは前後にランナーがいなくなった!競り合うランナーがいなかったが、100メートル競争のようにもがきにもがきまくった。ゴールラインまでは全力を尽くした!100分は切れた確信はあったが、どのくらいのタイムだろうか?

時計を確認・・・あれ止まっていない・・・1:35:47(5:09)で止めた。

おおおお~~~~~~~!!やった~~~!
1時間35分!!目標よりも5分も速い!!!


スタンドの森山さんにガッツポーズで応えた!そこへ楽天仲間のMickeyKさんが立っていた。お疲れさまでした~!がっちりと握手して健闘をたたえました。参加賞を貰うと一緒に走ったトシさんもまたまた自己ベストと言うことで素晴らしい走りでした!

正式タイムは1:35:17と自己記録第2位の記録です。と言ってもほぼ自己ベストです!社会人ハーフとしてが今の実力ですから・・・今後はこれをハーフの自己ベストとしたいと思います!

これで荒川市民マラソンに弾みがつきました!!狙うは3時間30分!さらに練習を積んで皆さんをあっと言わせる走りをできるように頑張りたいと思います!!

と長々と肩も凝ってしまったので、HANAの10キロレース&打ち上げの模様はまた今度・・・。参加された皆さんお疲れさまでした!!応援して頂いたお客様本当にありがとうございます!またご一緒できることを楽しみにしています!


© Rakuten Group, Inc.